2016年9月20日火曜日

法律とIT その2

法情報学や法令工学といった言葉があるらしい。
これについてググってて見つけた、面白くて刺激的なページ:

「法律とプログラミング」 白田秀彰

「立法爆発と法律のオープン化」 榎並利博

要約すると、、、
法令とプログラミング言語には親和性がありそう。
エキスパートシステムを構築したり、XMLなどで構造化したりすれば、
難解な条文も理解しやすくなるんじゃね?
というより、そもそも元となる条文の言葉が曖昧だったりするんだから、
立法にオープンコーディングの手法を応用しよう!
そして、人にも機械にも優しい整合性のある法律体系を作っちゃおう!

一部の官僚が作った法令をコンピュータで分かりやすくする(努力をする)のではなく、
コンピュータを使って分かりやすい法令を作ろう、という逆転の発想。
特に税法は、みんなに関わってくるんだから、誰にでも理解できるものでないとね。
このアイデア、ぜひ検討して欲しいけど、政府はなかなか動かないだろうなあ、、、。
すぐには現状は変わりそうにない。
とりあえずは、法令工学か。

法令工学の2大潮流のうち、
エキスパートシステム構築系の例が、「論理憲法」で、
法令構造化系の例が、「Japanese Law + XML」ということかな。

前者に関して次の論文が参考になりそうだけど難しい:

「法令工学: 安心な社会システム設計のための方法論」 島津明

とりあえず、簡易条文ビューアのコードを書き始めた。

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