2015年11月20日金曜日

電脳目覚まし時計化計画

rtcwake、cron、mocによって、デスクトップPCを簡易目覚ましとして使うためのメモ。


1 次のWebページを読む。

(1) ”Ubuntu 12.04 で ACPI wake up を試してみた”

(2) ”rtcwake - 指定時間になったらスリープ/休止状態/電源OFFから自動的に復帰”

(3) ”crontabの使い方”


2 ターミナル起動

Ctrl + Alt + t でターミナル起動し、rootに。

$ sudo -i


3 moc

ソフトウェアセンターで、moc (music on console)をインストール。

# mocp -S sample.mp3
# mocp -p
# mocp -s
# mocp -x

動くようなら、再生する音楽ファイルのリスト(myplaylist.m3u)を作っておく。


4 rtcwake

1(1)に、

”wake up の設定をした後に hardware clock が更新されると wake up が動かなくなるので、 この更新を無効にする。 /etc/init/hwclock-save.conf の exec から始まる行に # を加えてコメントアウトする。”

とある。
ネットブック環境(EeePC1005 + ZorinOS 9 Lite 32bit)では必要だけれど、
デスクトップ環境(2015年11月9日投稿分参照)では不要だった。

# rtcwake -m disk -s 120 
120秒間スリープしてくれればOK。

# rtcwake -m off -s 120 

これでシャットダウン、120秒後に自動でパワー・オンならOK。


5 cron

# crontab -e

でエディターを選択の上、次を書き込む。

20 17 * * * /sbin/shutdown -P now

確認
# crontab -l

17時20分にシャットダウンしてくれればOK。

スケジュールをクリアするには、 # crontab -r ログを見るには、
# cat /var/log/syslog

6 目覚ましのセット

以下の内容のファイルを作る(crontab.txt)

12 05 * * * mocp -S /home/username/myplaylist.m3u
13 05 * * * mocp -p
18 05 * * * mocp -s
19 05 * * * mocp -x
20 05 * * * /sbin/shutdown -P now

ファイルを読ませて、確認
# crontab /home/username/crontab.txt
# crontab -l


7 使い方

晩に次のコマンドでPCの電源を切る。(”2015-11-20”の部分は翌日の年月日にすること)

    # rtcwake -m off -t $(date +%s -d "2015-11-20 05:10:00")

翌朝、5時10分にPCが自動起動。
5時13分から5分間、音楽を再生し、5時20分にシャットダウン。

あとは、bluetooth接続のスピーカーを買って枕元に置くだけ。

0 件のコメント:

コメントを投稿