大学では文系だったおいら(40代後半の男)が、
電験三種に2年間で受かったときの勉強法について、まとめてみた。
ちなみに、それまでに取得していた電気系の資格は、
2種電気工事士と電気通信工担総合種。
[役に立った本]
1.
ブルーバックス
「電磁気学のABC」
「高校数学でわかるマクスウェル方程式」
「交流のしくみ」
2.
エコテクノ出版
「電験3種超入門」シリーズ
「電験3種超過去問」シリーズ
3.
TAC出版 「みんなが欲しかった! 電験三種 教科書&問題集」シリーズ
ユーキャン 「ユーキャンの電験三種 最短合格への過去問300」
1は、一般向けの入門書。とても読みやすい。
電気の予備知識がほとんどなくても理解できた。
これで、大まかなイメージをつかむ。
2は、受験用のメイン参考書&過去問集。
文体に癖があり、読みにくいと言う人も多そう。
ただ、電気に疎い受験生むけに噛んで含めるような説明をしている参考書は、
この他にないと思う。定番の「これだけ」シリーズも、書店で見た限り、
意味不明だったし。
3は、解法を覚えるために、持ち運びに便利な問題集として使ったけど、
2の過去問題集をバラせるなら、必要ない。
[勉強方法]
両年とも、正月頃から準備を始めた。
通勤電車の中や、仕事の前にいつも寄ってたコーヒーショップで勉強。
重要公式等、暗記が必要なものは、メモ用紙に書き写して、
いつもポケットに入れていた。
休みの日は、家で数時間頑張った。
一昨年は、通信教育も試してみたけど、役に立たなかった。
時間と金の無駄だったと後悔している。
はじめから上記の本だけで勉強してればよかった。
4科目とも勉強していたけど、自信があったのは、
一番時間を掛けた理論だけ。
でも何故か、苦手な機械も受かってた。
去年。
残りは電力と法規の2科目だけだったから、気分的に楽だった。
手応えは悪かったけど、共に受かった。
法規については、試験直前に復習していた箇所が出題されてて、
助かった。